2024年9月3日(火)に体験型基本セミナー「ドラムサークルでチームビルディングを体験」を実施しました。
~プロローグ~
「ドラムサークル」とは、参加者が輪になってファシリテーターの指南の下、打楽器を即興演奏することで参加者間のチーム力を高めることが期待されるチームビルディング・アクティビティです。「輪になる」事で年齢も上下関係も性別も国籍も関係のない対等な立場で参加できます。また、経験の有無を問わない「打楽器」を使用することもポイントです。
今回の講師は、ブラジル出身の歌手・パーカッショニストのフランシス・シルヴァ氏です。昭和歌謡もお手の物の陽気なファシリテーターです!
~全体セッション~
まずは基本的なリズムとファシリテーターの手サインを確認することから始めました。
ドラムを叩くと一口に言っても、縁を叩いたり、強く叩いたり、人差し指でドラムの中心部をトントンつついたり、手のひら全体を使って表面を回しさすったりと色々な叩き方があるのですね。
人差し指でトントンつつく音は「ハートビート」と呼んでいて、その名の通り心臓の鼓動のようでした。
単調なリズムを繰り返すことで不思議と気持ちが整っていきました。
段々と音を大きくしたり、早くしたり、小さくしたり、2連符、3連符、5連符とファシリテーターのサインを見逃すまいと真剣な眼差しの参加者一同です。
~パート分け~
音が揃ってきたら、パートに分かれて、それぞれ違うリズムが混ざったりと複雑なハーモニーが生まれてきました。
~リーダー体験~
慣れてきたところで、ファシリテーターが参加者の中からリーダー役を選びます。
選ばれたら円の中心に立ち、全体をリードします。丁寧にきっちりと指示を出すリーダー、
とにかく陽気で弾けているリーダー
と、リードの仕方は本当に様々。
それぞれのリードの仕方に合わせて生み出される音も変化するのが面白かったです。
参加者は各リーダーの指示に的確に応えようと、とにかく集中します。何といってもアイコンタクトが大事!
そして、やはりこのお方のリーダーっぷりは、やはり別格でした!熱量が半端ありませんって。
~クライマックス~
最後はシルヴァさんのサインに合わせて盛り上がりは最高潮へ。
~懇親会with プチライブ~
1時間のセッションでかなりカロリーも消費?したところで、おいしいブラジル料理とドリンクで「サウージ!(乾杯!)」
今回楽器を貸してくださった下丸子のNPO法人一期ジャムの皆さんの西アフリカの音楽
と、シルヴァさんのボーカルとギターによるボサノバライブも堪能しました。
~エピローグ~
チーム全体で連携することの楽しさ、わかりやすく指示を出すことの難しさ、相手の指示を理解しようと努めることの大切さ、心理的に安心できる環境を整えることの大切さなど多くの気づきと学びのある体験でした!
場所を提供してくださった実行委員長の小野さん、
いつも陽気な司会の田村さん、
シルヴァさん、一期ジャムの皆さん、そして参加者の皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。
文責 創新ネットシティ市長・原田靖子