ここは、四谷駅からほど近いブラジル料理のミュージック＆レストラン「サッシペレレ」。
ビルの地下に進み店内に入ると、何かがいつもと違う。
ネットシティのイベントらしからぬ空気感、醸し出すそこはかとない高揚感はこの場のなせる業なのか？
この日のテーマから来るものなのか？それとも参加者層によるものなのか？はたまた…
そんなナイーブな雰囲気を打ち破ったのは、この男。
本日の司会者。ブラジルというよりもその出で立ちの色味はジャマイカを想起させる。
そのド派手な衣装をまとった彼からイベントの開始が告げられた。堅苦しい主催者挨拶は一切無し。
まずは、「経営実践報告」ということで、１人目の発表者「株式会社リエゾン」の岸本さんからスタート、
起業時のお話しや今の国際的なお仕事のきっかけ、などが語られる。
そして、同じく発表者の２人目として、
「株式会社ネバーランドインターナショナル」の宮崎さんへバトンタッチ。
起業に至るエピソードやほろ苦いお話しを交えて、お話しされる。
神妙な面持ちの面々
まあ、ここまでは、通常の「経営実践報告会」。ここからは、このところ好評を博している対談方式に移行。
市長の原田さんを交えて、発表者お二人とのクロストークへ。
これを称して、「靖子の部屋」。
ルールル、ルルル、ルールルというBGMまでしっかり用意されていて終始リラックスムード。
原田市長の引き出し方が上手で、初めの発表の時よりも、お二人ともリラックスしてかなり本音の部分までお話しいただける。
リラックスムードに比して、内容は「ソフト」なものから結構「ハード」なものまで、道なき道を開拓するお二人の細腕繁盛記。
自分史年表を辿って今までの紆余曲折を語って頂く。
岸本さん、宮崎さんへ「ミモザの日」に因んで、ミモザの花束を贈呈。黄色が映えます。
ご自分達が歩んで得られた経験を今度はお返ししたいというお二人、カッコ良いです。
まだまだ聞き足りない、話し足りない、という気分のまま、懇親会へ。
目を潤ませながら登壇者へ共感と感謝の気持ちを伝える参加者の姿が印象的。
そんなワサワサした気分をプロのミュージシャンのお二人が、盛り上げてくださる。
美味しいお料理とドリンクも入って、そこかしこで話の花が咲く。
参加者の笑顔また笑顔がこの日の成功を物語っている。
「国際女性デー」に因んで、出演者も女性、演奏者も女性、会場のオーナーも女性、参加者も女性中心にお声がけさせて頂いた今回のイベント。
こんなに皆さんがリラックスして楽しんでいただいたことはネットシティ史上初なのではないか？と自負するほどの出来映えと相なりました。
もちろん、話の中身が最も大事、でもそれを演出する会場の雰囲気や音楽、司会者の盛り上げ、参加者が温かく受け入れてくれる気持ち等々が相まって、良い空間を作るのだなと実感した夕べでありました。
【レポート記載者 】
創新塾９０期生・令和５年度幹事
合同会社IGM 代表社員 河合利彦
